介護付き有料老人ホームと特別養護老人ホームの違い

2000年に介護保険制度ができてから、民間事業所が多く介護事業に参入するようになってきました。しかし、制度の複雑化から、多くの「老人ホーム」がつくられたために、施設入居をする人も混乱する状況が起きています。その原因としては、定義の曖昧さにあります。事業所の名称が「ケアホーム」や「グループリビング」という呼び名でも法律上は介護付き有料老人ホームに該当することがあるのです。老人ホームという言葉だけでも介護保険サービスの対象となっている施設ととらえることもできれば、有料老人ホームと解釈することができるのです。非常にややこしいのです。ここでは介護保険サービスとそうではない施設の説明を行います。まずは介護付き有料老人ホームですが、これは株式会社などの民間企業が参入することのできるサービス施設です。入居者の生活、介護支援を行い、受診や看取りといった終末を迎えるまで対応する施設もあります。これに対し、特別養護老人ホームというのは介護保険制度の施設サービスに該当し、社会福祉法人が運営することができます。介護保険サービスなので、自費となる食費、居住費や雑費以外は介護サービスの1割あるいは2割負担で賄うことができるのです。特養が介護付き有料老人ホームより安く入居できるのはその違いなのです。有料老人ホームに比べ、特養は待機者も多く、入居待ち状態となることがほとんどです。入居希望者の経済的な状況を確認したうえで施設を探すことが求められます。

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